楽天UN-LIMITをデータ無制限で利用するには、楽天回線(バンド3)へ接続する必要があります。
1円で契約できるRakuten WiFi Pocketでは、バンド3への確実な固定方法がありません。
2021年4月現在で、バンド3への固定ができるモバイルルーターを紹介します。
楽天回線へバンド固定できるオススメルーター
I-O DATA(アイオーデータ) WN-CS300FR
I-O DATA製のコンパクトルーターです。
周波数帯は2.4GHzのみ。SIMサイズはmicroSIMを使用します。バッテリーを搭載せず、ACアダプターから直接電源を取ります。そのため、モバイルルーターと言うよりは、コンパクトな固定ルーターと言った方が実態に近いです。
この製品は本体ファームウェアを1.10以降にアップデートすることで、通信バンド固定に対応できます。WindowsPCやAndroidスマホのブラウザから、ルーター本体へアクセスして、APNや通信バンドを変更できます。
上記が「利用バンド設定」画面になります。これを、バンド3のみ使用するように設定すれば、楽天回線だけに接続できます。
HUAWEI(ファーウェイ) E5785
Huawei製のモバイルルーターです。
周波数帯は2.4GHz/5GHz両対応。SIMサイズはmicroSIMを使用します。バッテリーを搭載した、れっきとしたモバイルルーターです。
Androidアプリ「huaCtrl」を用いて本製品へアクセスすることで、バンド3に固定することができます。「huaCtrl」は無料で使えます。
なお、楽天回線に固定する場合は無料アプリで対応できますが、メインキャリア回線(au・docomo・SoftBank)に固定したい方は有料版Androidアプリ「huaCtrl Pro」が必要になります。ご注意ください。
上記ルーターを使う際に気をつけること
両モデルともmicroSIMを使用することに注意
両ルーターとも、使用するSIMのサイズはmicroSIMです。nanoSIMを使用中の方は、下記いずれかの手段が必要になります。
- 楽天モバイルへSIM再発行を依頼し、届いたマルチSIMをmicroSIMサイズに切り取って運用する。(楽天モバイルが公式に案内している)
- マルチSIMから切り取ったmicroSIMサイズの枠に、nanoSIMをはめる。裏をテープ止めして、microSIMとして運用する。(自己責任)
- microSIMタイプのSIMアダプターを別途準備して、nanoSIMをはめ込んで運用する。(自己責任)
なお、空のSIMアダプター・空のSIM枠のみをSIMポートに挿し込むと、SIMアダプターが取り出せなくなります。絶対止めましょう。取り出すために、SIMポートや端子を破壊せざるを得なくなります。(自己責任になってしまいます)
SIMアダプターの精度が悪い場合や、SIMアダプターからSIMが抜けてしまった場合も、SIMポートからSIMアダプターが取り出せなくなる場合があります。ご注意ください。(自己責任になってしまいます)
楽天モバイルにSIMを再発行してもらうのが、公式かつ一番安全な手段になります。SIM発行手数料も2021年4月現在は無料です。
モバイルルーターを楽天回線に固定して使うときの注意事項
楽天回線のバンド3のみを使用するよう設定したルーターは、パートナー回線(au回線)を拾わなくなります。
楽天回線に接続できないエリアでは、全くインターネットに繋がらなくなりますのでご注意ください。
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