auの3Gガラケーで、アラームや着信にも使用できる着うたの作り方です。
auガラホ用ではありませんのでご注意ください。
必要なアプリケーションは無料のものを使っています。音楽ファイルは購入するなりして準備しましょう。
使用しているアプリケーションが入手できなくなると、この方法も使えなくなるかも知れません。2019年時点でのやり方です。(2013年頃は本ページとは少し違った手順で作っていましたが、当時使用していたアプリケーションが公開停止されたことにより、当記事のやり方に変えました)
WindowsPCに5つのソフトをインストールする
いずれも無料で使用できるソフトです。
RealPlayer
無料版でOKです。インストーラー形式です。
音楽ファイルのコーデックを、MP3からWAVに変更するために使います。
コーデックをWAVに変更できるのであれば、RealPlayerでなくても構いません。
SoundEngine Free
インストーラー形式です。
WAV形式にした音楽ファイルを編集するためのソフトです。
着うたにしたい範囲だけを切り取って保存するために用います。
SSC-MA3-SMAF
ZIP形式です。
WAV形式の音楽ファイルをMMFに変換するためのソフトです。
単体では起動しません。
mmf_converter2
ZIP形式です。
先にSSC-MA3-SMAFをインストールしておく必要があります。
SSC-MA3-SMAFを補完するソフトその1です。
SCMPX
ZIP形式です。
先にSSC-MA3-SMAFをインストールしておく必要があります。
SSC-MA3-SMAFを補完するソフトその2です。
auガラケー用に着うたを作る手順
手順全体の流れ
着うたにしたい音楽のコーデック(圧縮形式)を、MP3形式→WAV形式→MMF形式と変換することで、auガラケー用の着うたが作れます。
殆どの場合、音楽ファイルはMP3形式で入手すると思いますので、その前提で手順を書いています。
着うたにしたい曲をMP3形式で準備する
まずは着うたにしたい音楽を入手します。例えば、Amazonでダウンロード購入するとMP3で入手できます。
購入した音楽CDからitunesなどで吸い出す場合は、いきなりWAV形式で吸い出すこともできます。WAV形式で準備する場合は、次の「WAV形式に変換する」手順は不要になります。
しかし、音楽ファイルとしての汎用性を考えたら、MP3で吸い出しておくのが無難かと思います。
RealPlayerで音楽をMP3形式→WAV形式に変換する
RealPlayerを使って、音楽ファイルのコーデックをMP3→WAVへ変換します。
初めからWAVで準備できている場合は、この手順を飛ばせます。
SoundEngineFreeでWAV形式の音楽を編集する
WAV形式に変換した音楽を編集して、着うたにしたい部分だけを残します。
目安としては、長くても40秒以内に収まるようにするのがオススメです。
ザックリ言えば、曲が長いほど着うたの音質が落ちるためです。
開始にフェードイン、終了にフェードアウトを設定すると、違和感なく仕上がるのでオススメです。SoundEngineFreeで簡単に設定できます。
mmf_converter2で音楽をWAV形式→MMF形式に変換する
カットしたWAV形式の音楽をMMF形式に変換すれば、着うたの完成です。
mmf_converter2を開き、編集済みのWAV形式のファイルをドラッグ&ドロップするだけで変換できます。
曲の長さにもよりますが、ファイルサイズは必ず500KB以下になるよう、自動的に圧縮されます。
作成した着うた(MMF形式)をガラケーへ保存する
WindowsPCからauガラケーへ、着うたを保存します。
Bluetooth無線で送受信するのが一番確実かと思います。Windows側のBluetooth通信設定が少し面倒に感じますが、送受信によりガラケーの音楽フォルダに着うたが正しく保存されますので、迷うことがありません。
メールで添付する方法もありますが、着うたデータのファイルサイズが大きいので、ガラケー側で受け取れない可能性があります。また、ガラケーの契約プランによっては、メール受信によるパケットで使用料金が増えてしまう場合があるので、注意が必要です。
ガラケーで使用しているmicroSDカードを取り出し、PCでコピーして戻すこともできます。但し、正しいフォルダに着うたファイルを保存しないと、ガラケー側で読み取れません。正しいフォルダが分からなかったので、この方法は見送りました。
終わりに
本ページで作成した着うたは、アラームや着信にも正しく設定できます。
auのガラケーは2022年3月で使えなくなります。寂しくなりますね…。
コメント