ChkFlshは容量512GB以上のストレージに対応していない
ChkFlshはWindows上で動かせる、ストレージ診断ソフトです。使い方は色々とありますが1つ例を挙げると、ストレージが容量偽装されていないかを診断することができます。
ただし、ChkFlshは容量512GB以上のストレージには対応していません。選んだアクセスタイプによって経緯は多少異なりますが、最後はエラーで終わります。例えば容量512GBのmicroSDに対して、論理ドライブとしてチェックを開始した場合、赤い物理エラーのタイルを連続で検出したあと下記のようなエラーを吐きます(検査開始5秒ほど)。
これまで長年ChkFlshを使っていましたが、最高でも容量256GBまでしか使ったことがありませんでした。容量制限があるとは知らなかったので、この結果にビビりました。
容量512GB以上のストレージにはH2TestWが使える
ChkFlshの他にも便利なストレージ診断ソフトがあります。容量512GB以上のストレージには「H2TestW」というソフトを使うといいです。
H2TestWはChkFlshよりも機能が少ないのですが、操作がシンプルなので迷うことがないです。
ダウンロードしたzipファイルを展開して、アプリケーションを立ち上げたあと、以下のように操作すればストレージを検査できます。
検査を始める際、「実際の容量と検査できる容量に差が出ます」と忠告が出ることがありますが、無視して「OK」を選びます。システム的に一部領域を検査できないために生じる警告ですが、大抵は誤差程度の容量差だと思います(容量偽装されたストレージだと、ものすごい容量差が出ます)。
以下、512GBのmicroSDカードを検査して、異常なく終わったところです。書込みと検証で合計4時間くらいで完了しました。
検査できる容量の差は、検査中画面および結果画面にも表示されます。上記画像だと1MBなので誤差程度です。
実容量が小さく見えますが、1KB=1,024Bで計算されるので妥当な数値です。
512GB÷(1.024)^3≒476.84GB
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