海外ECサイトiHerbの使い方（アイハーブで初めての買い物）

今回、家族から「海外産の保湿剤」が欲しいと頼まれ、筆者が初めてiHerbで買い物をしました。

iHerbとは

iHerbは1996年にアメリカで設立された会社で、健康食品関連のECショッピングサイトを運営しています。

2023年6月現在は、日本公式サイトも存在します。配送先住所は日本語で利用でき、電話番号も国際番号に直さず登録できるようになっています。

iHerb - ビタミン・サプリメント・自然派製品

厳選されたブランドから品質に自信の50,000点以上の健康・ウェルネス製品を掲載。毎週行われるお得なセール、迅速でお手頃な送料、紹介プログラムなどお客様にご満足いただけるサービスを提供しています。

jp.iherb.com

そのため、海外ショッピングサイトでありながらも、日本国内ECサイトに近い形で利用できるようになっています。

ちなみに、海外から商品を購入すると「輸入」の扱いになります（税関を通るので）。筆者にとって、今回が初めての輸入になります。

アカウントを作成する

アカウントの作成

iHerbを利用するには、iHerbのアカウントが必要です。この辺りは、Amazonや楽天を利用するのとそれほど変わりません。

アカウントを作成する場合は、iHerb日本公式ページを開いて、画面右上の「ログイン」を選択します。

左下の「アカウントを作成」を選びます。

メールアドレスとパスワードを入力して、「アカウントの作成」ボタンを選べば、アカウントが作成できます。パスワードはアルファベット大文字、アルファベット小文字、数字、記号の全てを最低1文字以上含ませる必要があります。

アカウントを作成すると、登録したメールアドレスに認証メールが届きます。メールで届いたリンクにアクセスして認証を行えば、アカウントの作成は完了です。

配送先住所を登録しておく

配送先の住所を登録しておきましょう。「マイアカウント」の「アドレス帳」から編集できます。

iHerbの各ページから、右上の「マイアカウント」を開き、リストから「マイアカウント」を選びます。

ダッシュボードメニューが表示されるので、ページを下に送って「住所録」を選びます。

「新しい住所を追加する」を選びます。

住所の各情報を入力して保存します。

一番上は「JP – 日本」を選んでください（初めから選ばれている場合もあります）。

氏名は日本語表記でOKです。

郵便番号はハイフンを入れなくても大丈夫です。勝手に入力されます。

日本在住なら、住所は日本語表記でOKです。英語表記にする必要はありません。

なお、住所2も必須項目になっています。配送先に建物名や部屋番号がない場合は、町名や番地などを住所2に分けて書いてください。

電話番号もそのまま書けばOKです。国際番号（1桁目を抜いて+81を付ける）にする必要はありません。

プロフィールを作成する

この先、商品をカートに入れて、配送方法を決める時点あたりで、プロフィールを入力するよう促されます。

基本的には「配送先住所」と同じように入力すればOKです。

欲しい商品をカートに入れる

欲しい商品を探してカートに入れる

欲しい商品を探してカートに追加しましょう。

表示言語を日本語にしておけば、日本語で検索できます。日本語で検索しても目当ての商品が出てこない場合は、英文字で検索してみましょう。

使い方はAmazonとそれほど変わらないと思います。商品ページで「カートに追加する」ボタンを選択すれば、商品がカートに入ります。

言語や通貨の表示が勝手に変わった場合

パソコン・スマホに関わらず、iHerbのサイトをブラウザで開くと、言語が英語表示になったり、通貨がドル表示になったりすることがあります。

変更するにはページ右上にある、表示設定の欄を選択します（文字列は現在の設定に沿って変化します）。

サイト設定画面が表示されます。各ボックスをクリック（またはタップ）するとリストが表示されるので、内容を選びます。上から順に、「JP – 日本」、「日本語」、「JPY（￥）」を選びましょう。最後のボックス「単位」は好みのもので構いませんが、筆者は馴染みがある「メートル法（kg、cm）」にしています。

最後は緑色の「保存」ボタンを選択して、設定を終了しましょう。

カートでは配送方法を選択する

購入する商品をカートに入れたら、カートに移動します。

カートに商品を入れた状態で「カートを確認して会計する」を選ぶとカートに移動します（まだ欲しい商品がある場合は、「お買い物を続ける」を選びます）。

そのほかのページからカートに移動する場合は、画面右上にあるカートアイコンを選びます。

カートでは配送方法を選択します。

日本向けだと主に4種類の配送方法があります。

配送方法	配送料金 （通常）	配送料金 （購入金額 6,000円以上）
グローバルエアー （業者おまかせ）	460円	無料
ヤマト運輸	700円	250円
佐川急便	700円	250円
日本郵便	700円	250円

商品代金が6,000円以上で「グローバルエアー」を選べば、送料無料になります（2023年5月末時点）。

「グローバルエアー」は、いわゆる「おまかせ配送」です。その時その場所で最適な配送業者をiHerbが選んでくれます。

配送方法を決めたら「レジへ進む」を選択して、購入手続きを始めます。

購入手続きをする

カート画面で「レジに進む」を選ぶと、購入手続きに入ります。

発送先住所を選ぶ（省略される場合あり）

配送先住所を選びます。

配送先住所が1つしかない時は、選択が省略されます。

発送手段を選ぶ（省略される場合あり）

発送手段を選びます。

カートであらかじめ配送手段を選んでいた場合は、省略されます。

決済方法を選ぶ：コンビニ支払いもできる

決済方法を選びます。

海外サイトにクレジットカードを登録するのが不安だったので、コンビニ支払いで決済しました。支払いが可能なコンビニはセイコーマート、ファミリーマート、ローソンの3社です。

名と姓は日本語で入力してかまいません。名（名前）が前、姓（苗字）が後ろになっています。照合に使うわけではないので、入れ間違えてしまっても、困ることはないと思います。

電話番号は通常通りに入力します（国際番号に直す必要はありません）。コンビニ決済での第2暗証となりますので、入力した番号は覚えておきましょう。

入力したメールアドレスに第1暗証が届きます。間違えないよう入力しましょう。WEBメールやメールアプリ、アドレスなどを開いて、コピー＆ペーストをするといいです（手入力だと、タイプミスする可能性があります）。

必要項目を入力したら、「続ける」を選択して、注文内容を確認します。

コンビニへ支払いに行く（コンビニ支払いの場合）

注文が確定すると、入力したメールアドレスにコンビニ支払いでの支払い情報が届きます。決済が終わらないと商品は発送されませんので、コンビニへ代金を支払いに行きましょう。

コンビニ支払いは、次の情報で照合を行います。メモしておきましょう。

• 第1暗証：受信メールに書かれた6桁の「お支払い受付番号」
• 第2暗証：コンビニ支払いの情報に入力した電話番号

支払いを完了した後、iHerbのマイページに反映されるまでは約3時間ほどかかります。支払い完了後すぐにマイページを見ても更新されないので、慌てず待ちましょう。

商品が発送される～商品を受け取る

支払いが完了すれば、いずれiHerbから商品が発送されます。

発送はメールで通知されますし、iHerbの注文履歴からも確認できます。

iHerbはアメリカ、韓国に倉庫がありますが、日本向けの商品は韓国から発送される場合がほとんどのようです。今回筆者が注文した商品も韓国から発送されました。

今回の筆者の注文は、下記スケジュールで進みました。月曜日（2日目）の昼頃にコンビニで代金を支払った後、その日の深夜に出荷メールが来ました。

日付	内容
日曜日	iHerbで注文
月曜日	コンビニで支払い /韓国から出荷
火曜日	伝票番号で 追跡可能になる /荷物が韓国を出国
水曜日	荷物が日本に入国
木曜日	自宅で受け取り

ヤマト運輸の追跡履歴だと、出国/入国の時間が未来時間で表示されることがあります。原因は分かりませんが、そういうものらしいです（インターネット調べ）。

最終的に注文日を含めて5日目に商品が届きました。

届いた荷物の写真です。綺麗に届いたと思いきや…。

反対側は凹んどるー！中身は無事かーー？！

幸いなことに凹んだ部分（左下）にあったのは緩衝材だったので、中身は無事でした。

荷物がどこで凹んだのかは分かりません。海外から届く荷物はダンボールがベコベコのバキバキになることも多いと聞いていたので、綺麗に届いた方かなと思います。

意外と簡単に利用できた

初めての輸入でしたが、無事に商品が届いて一安心です。

筆者は電話番号の入力形式で悩んだのですが、iHerbは国際番号に直さずに利用できました。変に知識がない方がトラブルなく利用できそうです。

住所も日本語登録で利用できますので、国内ECサイトとそれほど変わらない手順で利用できます。

iHerbで欲しい商品があったら利用してみてください。