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投げ売りスマホをMNPで入手するのに一番お得なキャリアはどこ?

最近の投げ売りスマホを調べて気づきました。

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結論

  • 3大キャリアで使うならdocomoがお得です。
  • サブブランドへ移るならSoftBankがお得です。
  • MNPで巡回するなら、どこでもOKです。

以上3点について、順番に見ていきましょう。

3大キャリアで使うならdocomoがお得

3大キャリアの価格はどこでも大体同じ

ギガ(通信容量)をたくさん使うと考えて、3大キャリアの「使い放題プラン」を比較します。

ブランドプラン名月額料金月額料金(割引最大)
docomo5Gギガホ プレミア税込7,315円/月税込4,928円/月
au使い放題MAX 5G税込7,238円/月税込4,928円/月
softbankメリハリ無制限税込7,238円/月税込4,928円/月

割引前金額はdocomoが77円/月ほど高いものの、いずれもほぼ同じ水準です。

通常の割引を最大まで使うと、全社とも4,928円/月で横並びとなります。

ただし、割引を最大にするには、「家族3人以上で契約する」「同じキャリアで光ファイバーを契約する」などの条件が必要です。

1人での契約だと、割引を最大まで利用するのは不可能な点にご注意ください。

なぜdocomoを選ぶのか?

docomoはテザリングが使い放題だからです。

docomoの「5Gギガホ プレミア」は「テザリング」使用時のデータ容量制限がありません。

ブランドプラン名テザリング容量制限
docomo5Gギガホ プレミア制限なし
au使い放題MAX 5G30GB/月
softbankメリハリ無制限30GB/月

一方、auの「使い放題MAX 5G」、SoftBankの「メリハリ無制限」は、どちらもテザリング使用量が30GB/月を超えると、テザリングの通信速度が128kbpsまで低下します。

テザリングとは

「テザリング」とは、スマホをWi-Fiルーターにする機能です。

周りの機器(スマホやパソコンなど)をWi-Fiで接続して、インターネットなどを楽しむことができます。

以前に比べて、ネットワークにつないで使う機器が増えました。データ通信をスマホ単体だけで使うとは限りません。

光ファイバーと同等かそれ以上の料金を請求されるのに、テザリングでの容量制限があるau、SoftBankは見劣りします。

容量無制限の注意点

3大キャリアのプランには、「データ容量無制限」とありますが、無限に使えるわけではありません。

具体的な指標は示されていませんが、あまりにも大量のデータ通信を行う場合は、容量無制限プランであっても、通信速度が制限される場合があります。

ゲームなどは常に通信回線を使うので、通信容量がかさむようになると通信速度を制限されるリスクが高まります。

docomoの「ギガホ プレミア」に注意

docomoの4Gスマホで契約できる「ギガホ プレミア」は、データ通信に60GB/月の容量制限が付きます(テザリング利用含む)。

データ通信・テザリングに容量制限がない「5Gギガホ プレミア」は5Gスマホでの契約となります。ご注意ください。

サブブランドへ移るならSoftBankがお得

メインキャリア(3大キャリア)は月額料金が高いため、サブブランドへ移行したい方が対象です。

各サブブランドでは、LINEMO(ラインモ)が一番維持費が安くなるため、親会社であるSoftBankがオススメになります。

なお、ここでは1人での契約を前提にしています。

家族など、複数回線を契約する場合は、結果が変わる場合があります。

サブブランドとは

サブブランドとは、次の2つの特徴を備えた通信会社のことです。

  • メインキャリアから見て、直属の子会社にあたる
  • メインキャリアと遜色ない通信速度で使用できる

具体的には、次の通りになります。

メインキャリアサブブランド
docomoなし
auUQ mobile
SoftBankY!mobile、LINEMO

docomoはサブブランドがありません。

ahamoは実態としてdocomoのサブブランドに近いのですが、公式にはdocomoの1プランの扱いです。

また、OCNモバイルONEはdocomoとは別会社扱いで、MVNOになります。

なお、サブブランドか否かは、契約時の用語で見分けることができます。

異なる会社で電話番号を移行する場合は「MNP」といいます。

一方、メインキャリア・サブブランド間で電話番号を移行する場合は「番号移行」といいます。

サブブランドの料金比較

各サブブランドの最安プランは次の通りです(1人での契約時)。

サブブランドプラン名通信容量月額料金受付
ahamo(参考)ahamo20GB/月税込2,970円/月オンライン/店舗
UQ mobileくりこしプランS
+5G
3GB/月税込1,628円/月オンライン/店舗
Y!mobileシンプルS3GB/月税込2,178円/月オンライン/店舗
LINEMOミニプラン3GB/月税込990円/月オンラインのみ

先に書いたとおり、ahamoはサブブランドではありませんが、参考に載せています。

Y!mobileは2回線目以降で割引が入りますが、1回線目は割高です。

UQ mobileは悪くない価格ですが、頭一つ飛び抜けているLINEMOには負けてしまいます。

ブラックリストに注意

LINEMOに限らず、投げ売りされているスマホをメインキャリアへのMNPで入手し、すぐにサブブランドへ機種変更すると、メインキャリアにてブラックリストに登録される可能性があります。

ブラックリストに登録されると、主に次のペナルティを受けます。

  • そのキャリアにてスマホを契約できない
  • そのキャリアにて端末セールを受けられない

両方のペナルティを受ける場合もあれば、片側だけの場合もあります。

なぜブラックリストに入れられるのか

通信会社は、支払われる通信料金が主な収入源です。

スマホを無料同然で購入され、通信を短期解約されると利益が得られず、損失だけが増えるためです。

ブラックリストに入る条件は?

例えば、次の3点はほぼ確実だと思いますが、ケースバイケースなので絶対ではありません。

  • docomo→ahamoはセーフ(同ブランド扱いだから)
  • docomo→OCNモバイルONEはアウト(OCNモバイルONEはMVNOだから)
  • au→povo2.0はアウト(povo2.0はMVNOだから)

次の3パターンは賛否があり微妙です。

  • au→UQmobileは多分セーフ(サブブランドだから)
  • SoftBank→Y!mobileは多分セーフ(サブブランドだから)
  • SoftBank→LINEMOは微妙(サブブランドだけど料金安すぎ)

SoftBankからLINEMOへ短期間で番号移行した場合についても、ブラックリストに入る可能性があります(ブラックリストに入る・入らない、双方の情報があります)。

頻繁に行き来しないのであれば影響はないと思いますが、ブラックリストに入る可能性があることは覚悟しておく必要があります。

LINEMOの注意点

申込みはオンラインのみ

他のサブブランドは店舗で申込めますが、LINEMOの申請はオンライン専用になります。

プラスメッセージは使用不可

LINEMOはプラスメッセージに対応しません

LINEMOの公式ホームページでは、2022年春頃開始とされていますが、2022年5月1日時点で動きはありません。

なお、SMS(Cメール)は使用できます

MNPで巡回するならどこでもOK

ここまでで、おすすめの2社を挙げました。

しかし、MNPでスマホを買い換えていくなら、キャリアを選ぶ必要はありません

3大キャリアの間を、2~3年ごとにMNPで渡り歩けば良いのです。

3大キャリアでの「維持費」が高ければ、サブブランドへ移行すれば良いです(ここ数年でサブブランドが整備されたことによる恩恵です)。

サブブランドへ番号移行してブラックリスト入りしたとしても、2~4年も経てば回復するはずです。

最近の通信契約は、1社で使い続けている人には冷たいです。

逆にMNPで移った人は、多くの特典が与えられることが多いです。

MNPや移行にも手間はかかりますが、上手に利用できたら、スマホやiPhoneを大幅値引きで買い換えられます。

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